第37話 サラダボウルと煮込みシチュー(仮)ができるまで

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Last.fmについて。

近年Spotifyという音楽ストリーミングサービスの運用が日本でもスタートしました。月額制の有料プランと、機能が制限された無料プランの2つ(厳密には3つあるそうです)から選び、好きな音楽を聞けるというもの。スマホからも利用可能とあって、今後ユーザーは爆発的に増えそうですね。主催者は使ったことないんですけど、良い面悪い面、様々なレビューが飛び交ってます。

学生時代、特に重宝したサイトの1つがLast.fm。今でこそ当たり前になりましたが、当時のYouTubeはまだ発展途上段階にあって、ユーザー好みにカスタマイズされた関連動画、みたいな便利なシステムなかったですね。こんな動画もありますよ、くらいのもの。時代を自由に行き来して、自分好みの音を探せるサイトとしては、Last.fmって当時ものすごく画期的だった。

「テイストの似たアーティスト」順に検索結果を表示してくれるという点が、機械音痴な自分にとっては特にありがたかった。気に入ったプレイヤーでもその人名義のアルバムばかりとも限らないですからね。クレジットされていない、そもそも歌詞カード入ってない、何から手を付けてよいものか、みたいなのは結構輸入盤あるあるです。参加メンバーを調べて、地道に地道に横展開していくことしかできなかった。それを、あらかじめアタリをつけて自動検索してくれるとあって、趣味の幅はみるみる広がっていきました。こんなのもライブラリされてるんだ、みたいなニッチなアーティストにも沢山出会うことができて。

音楽の聞き方は人それぞれ。狭く深く、あるいは広く浅くもしかり。その両者を程よくカバーしてくれるのがLast.fmだと思います。一見怪しげですが、特に登録不要。検索欄にアーティスト名を入力→アー写をクリック→似ているアーティストの項目をクリック、という3ステップだけ。今でこそ目新しさに欠けるかもしれませんが、便利なのは間違いありませんよ!

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